——これは、前世の願いが未来へと繋がる物語。
悠己は、物心ついた頃からレンの記憶を持っていた。
そしてその記憶の中に、たった一つの強い想いがあった。
「悠に笑っていてほしい」
その願いだけを胸に、悠己はただひたすら同じ道を歩き続けていた。
高校入学し悠希奈と出会う。
彼女は“ルナの生まれ変わり”。
最初は気のせいだった。だが、ふとした言動や力の在り方に、彼女の中の“ルナ”を確信していく。
悠己は仲間たちと共に、悠希奈の記憶を取り戻そうと動き始める。
過去にすがるように。願いを叶えるために。
記憶が戻った悠希奈にルナの想いを伝えられ
悠己はようやく“自分としての未来”を考え始める。
けれどやがて知ることになる。
2人の再会は、偶然ではなかったかもしれないということを。
忘れてしまった想いと、忘れたくなかった願い。
転生と運命が交錯するその先で、2人が見つける“本当の自分”とは——